2010/11/29

10 ESSENTIALS OF THE WEEK: 003

・JOY/Tatsuro Yamashita
・Please let me wonder/The Beach Boys
・Little Jazz Exercise/Oscar Peterson
・ニットキャップマン /Akiko Yano
・500日のサマー/Marc Webb
・Blue Suede Shoes/ J.Crew
・Lot 66 Bib Overall/Levi's Clothing Store Tokyo
・再生・再創造展/21_21 design sight
・さんま汁/まないた
・こづちスペシャル/こづち


・JOY/Tatsuro Yamashita













世界最高のライブアルバム。
達郎の超絶ギターと超絶ボイスにやられます。
ベースのブギウギ感も半端ではありません。。。
聴かないと、人生で大きな損をしていることになるんです。

He is "Japanese Stevie Wonder" for me.


・Please let me wonder/The Beach Boys













夏も冬も関係ない。
The Beach Boysのスイートネスは年中無休で僕を揺らす。
A面の"do you wanna dance"も最高だが、
やはりbrian wilsonの真髄はB面。

山下達郎によるカバーも完璧。
ヤマタツが唄うと“スティービー・ワンダーになりたい”とも聴き取れる。

the beach boys in winter also works.


・Little Jazz Exercise/Oscar Peterson













ヤバすぎるスキル。

Oscar Peterson is the man.


・ニットキャップマン /Akiko Yano













ヤバすぎるスキル。
糸井重里による詞もヤバい。

Akiko Yano is the woman.


・500日のサマー/Marc Webb













遅ればせながら鑑賞。
非常に良く出来た映画で、色々な事にトライしているが
とっちらかった印象があまりない。

「心が揺れ動かされた映画」
というよりは
「とても感心した映画」

(500)DAYS OF SUMMER:
I like this movie and this Japanese poster a lot.


・Blue Suede Shoes/ J.Crew














J.Crew2011年春夏のプレゼンテーションより。

カール・パーキンス曰く、
「オレの家を燃やしても、車を盗んでも構わないけど、
このオレのブルー・スエード・シューズだけは踏むんじゃねえ。」
ロックンロールですな。

"You can burn my house, you can steal my car...,
but don't you step on my blue suede shoes."

By Carl Perkins.


・Lot 66 Bib Overall/Levi's Clothing Store Tokyo













オーバーオールをブッた切ったリーバイスの名品。
非常にカッコがよろしい。

これを穿いてテキサスの荒馬に乗る、という妄想が最近の流行。

This overall is made for me, I think.


・再生・再創造展/21_21 design sight













友人夫婦にお誘い頂き、オープニングレセプションへ。
再生・再創造の名の通り、
「再生ポリエステル~様々な球状のカタチ~“132 5”の衣服+照明“In-Ei”」
までの一連の流れがとても勉強になりました。

去年「石油のない時代」+「包むカタチ-日本の美意識の再考」という
2つのワークショップをチームで考えていたが、
まさにその2つの合体+完成形のようなエキシビションだった。

先日、再見学してきたが、2度見て2度学んだ。


people will feel what Japanese aesthetic is from this great exhibition directed by Issey Miyake.


・さんま汁/まないた










先の友人夫婦に連れられていった和食料理屋さん。
奥方の親父さんがカウンターの中で一人で切り盛りされていて、
料理はシンプルかつ豪快。
最後に出てきたさんま汁では、
舌でドラムを狂い叩き。

それと、カウンター越しからはなたれる
親父さんの一語一語の重みに、
圧倒されつつ、感銘受け、ノックダウンしそうでした。

素敵な出会いに感謝。

this Japanese restaurant is really special for me,
and I cannot go casually, but I will visit there again
when I get/lose something in my life.


・こづちスペシャル/こづち










お店のお母さんが味噌汁ひっくり返し、
それを浴び、結果おまけでこんな贅沢なランチに。

おかげ様で、ベットリしたズボンと胃痛をゲットしました。

This is how much Japanese people eat for lunch.

2010/11/27

LEVIS VINTAGE CLOTHING TOKYO

LEVIS VINTAGE CLOTHING TOKYO renovated the store recently.
This place is one and only, and you can find the jeans, the store original, too.
The imaginary America is superior to the real one,
and this feeling reminds of the Beach Boys.

LEVIS VINTAGE CLOTHING TOKYOがリニューアルオープン。
カッコ良過ぎ。
お店にいるだけでテンション上がります。

妄想のアメリカが、現実のアメリカを超える様な。
そんな心持ちになります。

久しぶりにThe Beach Boysを聴こう。
















Levi's Vintage Clothing
5-5-4, Minami Aoyama, Minato-ku, Tokyo
Open Hours:1100-20:00

2010/11/17

Woolrich Woolen Mills 2011 S/S

Engineered Garmentsのデザイナー 鈴木大器さんが
クリエイティブ・ディレクターを務めるWoolrich Woolen Mills。
この2011S/Sが彼のラストコレクションです。
2011A/WからはMark Macnairyがディレクターに就任するとの事。

にしてもこの"Classic Mountaineering"がテーマのラストコレクション、カッコがよろしい。


2011 S/S is Daiki Suzuki's last collection for Woolrich Woolen Mills,
and the collection looks fuck'n cool!!
The theme of the collection is "Classic Mountaineering."






























































































この服に腕を通すまでは、死んでも死なない!!

2010/11/16

J.Crew 2011 S/S

今度も相変わらずメチャいいです。
楽しみすぎて、来年まで寝れないな。

J.Crew 2010 S/S presentation looks super!
I do need to save my money til the stuff will actually release next year...










































来年も全身J.Crewを纏って生きていきます。

2010/11/14

[RE-POST]八王子町娘

世の中でRe-TWEETが許されるならば、
過去のブログ記事の再投稿も許されよう。


ニューヨークに住んでいた頃、
とあるレコード会社の運営する音楽サイトにて、
NYの音楽事情に関するブログを書いていた。



書き綴った記事もサイトの閉鎖と共に消えてなくなった訳で。


折角なので、当時の錯乱具合を再確認してみよう、
という事で、不定期に[RE-POST]してみます。




2005 11/13
「八王子町娘」


今週末はユーミン祭り。
ユーミン尽くしのユーミン三昧。
「松任谷」は基本的に後夜祭という事にして、
「荒井」に焦点を当てる、
一大ユーミンスペクタクルだ。


ユーミンを甘く見ちゃいけない。
ド派手なコンサートをやるオバちゃんだとか、
春よ、来い来い言っている
冬真っ直中な人だなんて思っていたら
イタい目にあう。




2000年、20世紀の最後の年に
なかなか上がってこないテンションを引きずって、
僕は家に籠ってみてはひたすら数多くのレコードに耳を傾ける事に専念していた。
当時、バッファロー・スプリングフィールドやビーチボーイズに多大な影響を受けていた僕は、
そのうちはっぴいえんどを熱心に聴く様になって、
そこから派生して細野晴臣や大滝詠一に手を染める様になっていった。


特に細野晴臣の多才さ、多彩さ、多芸さの虜になった僕は
彼のレコードを片っ端から集めて、
1970年代のミュージシャン達の系譜を脳内絵図に描いていた。
細野晴臣や大滝詠一の周辺には、
山下達郎や矢野顕子、坂本龍一、大貫妙子といった人達がいて、
はっぴいえんどやティン・パン・アレーという、
当時全盛のえせフォークとは一線を画す、
日本のロックンロールをならしていた磁場に引き寄せられていた。
細野晴臣周辺の偉大な坊ちゃんお嬢ちゃん達の中に、
八王子からやって来たのが荒井由美嬢。


僕にとって、「荒井由美」と言えば、
それはすなわちセカンドアルバム「ミスリム」を意味する。
世代的に「松任谷由実」=ド派手なコンサートオバちゃん、
もしくは呉田軽穂というペンネームで
数々のヒット曲を当時のアイドルに書いていた作曲家、
というイメージしかなかった僕にとって
このアルバムは衝撃的だった。


年をとってからのユーミンの声を聴くと、
小学生の時にカラスに襲われ、
おぞましい鳴き声で威嚇された事を思い出しては
恐怖で震えが止まらなくなるのだけれど、
この「ミスリム」の時分の彼女の声は
まだ瑞々しさに溢れている。


音。
重く引きずる事の無い、
軽やかなサウンドスケープの先に広がる景色は、
もう既にアメリカ西海岸のそれではなく、
日本とアメリカ双方をしっかりと咀嚼した
ある意味非常に未来的な光景であって、
それは細野晴臣や松任谷正隆、シュガーベイブ、鈴木茂、矢野顕子ら
才能と力量のあるバックの支えによって描かれている。


曲。
メチャクチャいい。
この時のユーミン、実に二十歳。
歌詞はシンプルで多くを語らないものの、
一語一語に宿る言霊たるや、
筆舌に尽くしがたい。


特にアルバムの一曲「私のフランソワーズ」。
“レコードでしか聴いた事のない”
“写真でしか見た事のない”
フランソワーズを、
“私の”と言い切る。


ブラウン管の向こう側に映る、
ビデオの中でしか会う事の出来ないAV女優を
自分のものだと言い切るようなそのさまは、
もう既に妄想の神の域に達している。




2000年に聴いたこの「ミスリム」の衝撃は
宇多田ヒカルの「FIRST LOVE」の衝撃を凌駕して
1970年代が生み出したとてつもない才能と
その才能が他の才能と出会い、集い、歌い、
それら全ての連鎖が生み出した音と歴史が
今の時代にも色褪せないという奇跡とその軌跡に思いを馳せては
家に籠ったものである。




 

何かに追われると逃げたくなるのが人間の心理で、
この頃学校に通っていた僕は、
膨大な量の宿題から逃げてはこんな事を書いていた。


それにしても、ニューヨーク全く関係ないな。

2010/11/10

LONDON

僕の憧れの街は、ニューヨークでもなく、(もちろんニューハンプシャーでもなく)
パリでもなく、やはりロンドン。

思い返してみれば、
幼少期を香港で過ごし、思春期にエゲレスの音楽に浸っていた事が、
僕をロンドンに駆り立てるのかもしれない。

中学2年の頃、学校で透明の下敷きにそれぞれ好きなミュージシャンのジャケットや
バンド名をトレースするのが流行っていて、
House of PainやLL cool Jのグラフィティを熱心に写し取る大方の生徒を尻目に、
僕と親友はThe BeatlesとTeenage Fanclubのジャケットを書き続けていた。

当時はビートルズ聴いていると、“ダサい”と一蹴されたもので。

まあビートルズはリバプールだし、ティーンエイジはグラスゴーだけど。。。


とにかく、英国に対する僕の淡い憧れは、
“The Streets”の登場によって決定的なものに変わり、
当時の僕の師匠がロンドン帰りの反米主義者だったこともあり、
より強固なものとして固まっていった。

その後、ノーム・チョムスキーに出会い(脳内で)、
僕はあえてアメリカ行きを選ぶことになるのだが、
今もイギリス、特にロンドンに対する憧れは強い。
(今だとSEEDAを経由して。。。)


そんな僕の現在の同僚がロンドン帰りのSくん。





















土臭さのする己と違い、
ブリティッシュの、上品な香り漂う男です。




































“何かあったら、とりあえず鼻にものを突っ込む”
これもきっとロンドンっ子一流のシニカル・ジョークなのでしょう。



this is my colleague, atsushi, coming bacl from London,
and he love putting something on his noses.

I've never been to London, but maybe those pictures above are what London people tend to do.

2010/11/06

10 ESSENTIALS OF THE WEEK:002

  • SUNDAY PEOPLE/SUPERCAR 
  • False Advertising/Bright Eyes 
  • 空い赤/100s
  • Drop/Pharcyde
  • Old That Feeling/Chet Baker 
  • a woman is a woman/Jean-Luc Godard 
  • サンクチュアリ/ 史村翔&池上遼一
  • RE DESIGN -日常の21世紀-/原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所 
  • Bad Boy/Cannondale
  • Standard Chair/Jean Prouve





  • SUNDAY PEOPLE/SUPERCAR
















  • スーパーカーが自身の第2章のスタートを軽やかに宣言した名曲。
    この曲を聴くと憂鬱な日曜日が待ち遠しくなる。


    This song is for getting ready for "blue monday."




  • False Advertising/Bright Eyes 
















  • 一時期死ぬ程聴いていた。
    最近、昔の曲を掘り返す事が多い。
    回顧野郎に成り下がったか。いや、成り上がったのか。
    とにかくいつ聴いてもいいものはイイ。


    Conor Oberst sings, "fuck my face, fuck my name."




  • 空い赤/100s
















  • 中村一義の言語感覚には心底驚かされる。
    驚きを超えて、絶望する。そして、絶望の望を信じる。


    the title of the song is "skyish red," instead of  saying "red sky."




  • Drop/Pharcyde
















  • 今聴いても本当にカッコいい。
    スパイク・ジョーンズによるPVもサイコー。
    西海岸HIP HOPかくあるべし。


    I don't think there is anybody who don't see the PV yet...

    pharcyde drop pv




  • Old That Feeling/Chet Baker 
















  • チェット・ベイカーは希代のトランペット・プレイヤーだが、
    この曲は彼が全曲シンガーとして参加しているアルバム“chet baker sings"より。
    こんな声で唄い、トランペット吹く事ができたなら、気にあるアノ子は何て言うんだろう、
    と西田敏行ばりに妄想すること間違いなしです。


    I like his "my funny valentine," but this song is the best for me.
    also, please check the reference below.

    Toshiyuki Nishida




  • a woman is a woman/Jean-Luc Godard 
















  • 仏語だと“une Femme est une femme”、 日本語だと“女は女である”、
    対義語は“男はつらいよ”です。
    どちらも大好きです。


    "lights, camera, action!!"




  • サンクチュアリ/ 史村翔&池上遼一
















  • 日本の裏社会を描いた傑作。
    15年以上前に書かれた作品だが、今の日本の状況を的確に予測している、
    作中の登場人物がよく泣くが、アツい男たちの涙は美しい。
    気がついたら読んでる自分も泣いてます。


    より涙が見たい人はこちらを。

    クライング・フリーマン


    japanese manga-noir.

     ・RE DESIGN -日常の21世紀-/原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所 













    大好きな本。頭がリフレッシュされるとともに、思考に奥行きが出る。
    最近、原研哉さんがツイッターで言っていた“鈍さ”の重要性も同じく考えさせられる。
    “研ぎ澄ます事”と“鈍る事”。
    ふーむ。


    this book, by KENYA HARA, gives us the idea about what Japanese perspective for design is (for 21st century.)




  • Bad Boy/Cannondale














  • 我が愛車。
    全身黒の出で立ちは、己の内部の映し鏡の様で。


    This bike is much better to run in Tokyo than fuckin' cars.


    ・Standard Chair/Jean Prouve













    プルーヴェ先生の家具はやはりいつか欲しい。
    その中でも、このスタンダードチェアーのこの配色!
    全身黒の出で立ちは、己の内部の映し鏡の様で・・・。


    standard is the best!!