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2012/01/29

AN ESSENTIAL OF THE WEEK: 004

ふとしたきっかけで、全く興味のなかった物事に心奪われるのはよくある話で。


TVに出てても気にすら留めていなかったアイドルが、ある夜夢に出てきてから
僕のハートを鷲掴みにして離さなくなった為写真集買ってみたり、
何となく背中を掻いていたら、ちょうど手の届きづらい所にイボがある事を発見し、
気になって毎日掻いていたらとっても大きくなってきた為手術で除去したり。


数日前、暇つぶしに入ったタワレコの視聴機を何となく手に取って以来、
心を奪われているのがandymoriの“革命”というアルバムです。
疾走感があります。
ボーカルの人の声が好きです。
叶わないと分かっていながら「革命を起こすんだ」と歌うその様は、
dragon ashの“viva la revolution”と一線を画すもので、好感が持てます。


最近はこのアルバムを聴きながら、
23歳の様な心持ちになっては、腹周りの贅肉を持て余す日々です。





andymori 「革命」

2012/01/10

AN ESSENTIAL OF THE WEEK: 003

NY時代。
バート・バカラックの音楽を聴きながら飲めないコーヒーを無理して飲んだり、
a tribe called questを聴きながら街を歩いていたらQ TIPとすれ違ったり、
West Villageを歩いていたらルーファス・ウェインライトと目が合ったり。

当時聴いていた音楽とそれにまつわる色々な想い出があるけれど、
やっぱり当時の僕の心の一番奥の方に寄り添っていてくれたのは
佐野元春の「VISITORS」だと思う。

今でも聴いていると、
伽藍とした小田急線の車両はごちゃごちゃしたL trainへと、
お正月ムード満載の上原銀座は路肩に汚れた茶色い雪の溜ったSullivan Streetへと
景色が変わる。

ブギウギしているのにどこか乾いた音と、
何かと闘う様な佐野元春のラップは、
今も変わらず僕を鼓舞する訳です。

単身NYに渡り生活をしていたご本人ときっと同じように、
僕も1人の「visitor」だったのだな、と思う今日この頃。





one of my best music album, "VISITORS" by Motoharu Sano in 1984.
he made this album when he lived in NYC, and as same as the title,
he represents himself, one of "VISITORS" in the big apple.
Whenever I listen to this album, I remind my life in NYC in the same way, 
and one day I want to visit NYC again. 






「カム・シャイニング」




2011/08/20

MY FAVORITE PV:006

THE BEACH BOYS "their hearts were full of spring"




Actually, this is not a PV, but this endless harmony said, 
"keep full of spring in our hearts, even in summer."
That's what The Beach Boys taught me.


夏でも心に春を。



2011/08/15

END OF THE WAR

常に広い視野、もとい白い冷やで生きていかなきゃいけないなーと思う今日この頃。

毎年、この日になると色々と思う所があって。
8月15日は「終戦記念日」として刷り込まれて生きてきた訳ですが、
色々な意味で疑問に思う。この名称に。

そもそも、
1945年8月15日は玉音放送によって日本の降伏が公表された日であって、
正式に日本の戦争が終結した日ではない。
(尊敬する小料理屋の大将は「敗戦記念日だ」言っていたが、それがより適切な表現なのかもしれない。)

それに、勝戦国はこの日をどう考えているのか気になってしまう。
勝ち続けるものは、勝戦の日々を記念するのでしょうか。
終戦という概念はあるのだろうか。


これに関しては、
中国で暮らす友人、YOのブログでも取り上げられているので、
そちらを。

THE GENUINE UN OFFICIAL BLOG
WAR ENDS NOT



過去を顧みる上で、今日のこの日がとても大切な日である事に変わりはないが、
それでも、終戦していない国々の事を考えると、
他の多くのものと同じ様に、日本でしか通用しないんだな、この名称はきっと。
ま、それが悪い事ではないのかもしれないけど。


そんな事を、このビデオを観ててふと思った。


僕みたいなもんの耳には、warもworldもそんなに違いなく聞こえてしまうから。


ASH END OF THE WORLD




2011/08/03

OUR LYRICS 003: A HOUSE IS NOT A HOME


"A HOUSE IS NOT A HOME"
by so many artists, such as Dionne above.

LYRICS: HAL DAVID
MUSIC: BURT BACHARACH

A chair is still a chair
Even when there's no one sitting there
But a chair is not a house
And a house is not a home
When there's no one there to hold you tight,
And no one there you can kiss good night.


A room is still a room
Even when there's nothing there but gloom
But a room is not a house,
And a house is not a home
When the two of us are far apart
And one of us has a broken heart.


Now and then I call your name
And suddenly your face appears
But it's just a crazy game
When it ends it ends in tears.


Darling, have a heart,
Don't let one mistake keep us apart.
I'm not meant to live alone. Turn this house into a home.
When I climb the stair and turn the key,
Oh, please be there still in love with me.




椅子はただ椅子のまま
もしそこに座る君が居ないのなら


そして椅子は家じゃないし、家は帰る場所じゃない
君を抱きしめて、オヤスミのキスをしてくれる人がいないなら


部屋はただ部屋のまま
もしそこに明かりが灯らないなら


そして部屋は家じゃないし、家は家庭じゃない
もしふたりが離れ離れになって、どちらかが傷ついているなら


いつだって君の名前を呼べば
すぐに君の顔が浮かぶよ
でもそれは馬鹿げたゲームで、
いつも涙と共に終わってしまうだけ


ダーリン、もしまだ心があるなら
僕らをはなればなれにしてしまうような過ちはもうやめて
ひとりで生きていくつもりはない
この空っぽの家を帰る場所に戻そう


僕が階段を上がって鍵を開けたなら
どうかそこに居て、僕を愛して
(訳:ishidon)


素敵な家具をただただ集めたってダメって事やね。


burt bacharach x dusty springfield version

2011/07/18

OUR LYRICS 002: ALFIE


"ALFIE" Dionne Warwick
 *I like her version the best.

Lyrics by Hal David
Music by Burt Bacharach 
What's it all about, Alfie?
Is it just for the moment we live?
What's it all about when you sort it out, Alfie?
Are we meant to take more than we give
or are we meant to be kind?
And if only fools are kind, Alfie,
then I guess it's wise to be cruel.
And if life belongs only to the strong, Alfie,
what will you lend on an old golden rule?
As sure as I believe there's a heaven above, Alfie,
I know there's something much more,
something even non-believers can believe in.
I believe in love, Alfie.
Without true love we just exist, Alfie.
Until you find the love you've missed you're nothing, Alfie.
When you walk let your heart lead the way
and you'll find love any day, Alfie, Alfie. 



"全ての物事は一体何のため、アルフィー?
今生きている、この瞬間だけの為?

生き抜くのは一体何の為なの、アルフィー?
大切なのは、人に何かを与えるより与えられる事?
それとも、相手を思いやる事?
人に優しくする事で馬鹿を見るというのなら、
冷酷な手段で生きる方が賢いのかも知れないけれど、
もし強い者だけが生き残れるというなら、
きみはその錆びれた黄金のルールに従うの?

僕はきっと天国があると信じているけどね、アルフィー
もっと大事な何かがあるってことも信じている
何か、神を信じない人でも信じれる何かが



僕は愛を信じるよ、アルフィー
本当の愛がないならば、僕らはただ此の世に存在しているだけ。
今まで見つけられずにいた愛を、これからも知らずにいるのなら、
その先には何もないよ、アルフィー
君が心の導くままに生きる事が出来るのなら、
そうすれば、
きっと愛は見つかるさ、
アルフィー
アルフィー”
(訳:ishidon)


DIONNE WARWICK VERSION:
“エンダーおばさんの叔母さんによる名唱”


BURT BACHARACH HIS OWN VERSION:
バカラックの自演。コメントも素晴らしい


 

2011/07/16

OUR LYRICS 001: MIRAQURULI

くるり「奇跡」

いつまでも そのままで
泣いたり 笑ったりできるように
曇りがちな その空を 一面晴れ間に できるように

神様ほんの少しだけ 絵に描いたような幸せを
分けてもらうその日まで どうか涙を溜めておいて

言葉は転がり続け 想いの丈を通り越し
上手く伝わるどころか 掛け違いのボタン 困ったな

あぁいつもの君は 振り向いて笑う
溜め息混じりの 僕を許してね

退屈な毎日も 当然のように過ぎてゆく
気づかないような隙間に咲いた花
来年も会いましょう

さぁここへおいでよ 何もないけれど
どこへでも行けるよ 少し身悶えるくらい



特設サイト:
http://www.quruli.net/kiseki/

PV:

2011/07/02

AN ESSENTIAL OF THE WEEK: 002

「旅の途中」

10数年に渡る愛読誌であったSNOOZERが廃刊した。

ひとつの歴史に幕が下りた。


終刊号の表紙は、
期待を裏切らずにくるり。



初刊号から欠かす事なく読み続け、
音楽的な嗜好のみならず、
へそ曲がった己の人格形成にも多大な影響を与えたスヌーザー。

創刊期に現れた、97年世代と呼ばれたミュージシャン、バンド達。
中村一義、スーパーカー、number girl、wino、pre-schoolなど、
当時の代表的な97年世代アーティストの中で、
あまり目立たない存在だったくるりはしかし、
解散し、伸び悩む他バンドを尻目に、成長・発展を続けて今日に至る。

終刊号の表紙になってしかるべき、と思う。


例えば、他のバンドやミュージシャンを呼ぶ時に「アーティスト」という名称が相応しいなら、
くるりはより「デザイナー」という呼び方が合う気がする。

「売れる事が一番の目的ではないが、売れるに越した事はない」
という様な発言や、
純度を薄めることなく、多くの他者と繋がり、
音楽を通して、社会に価値や文化を築こうとしているように見える、
その姿勢。

メンバー編成を変えながらも、様々なジャンルの音楽を雑食的に取り入れ続けるその姿勢に、
サバイバビリティと学び続ける技術を垣間見る。

この、サバイバビリティと学び続ける技術こそが、
サスティナビリティへと昇華しているのだろうな、と思う。


3人バンドから、4人バンドへ、そして長きに渡る2人体制を終え、
今後5人組バンドとして活動をするくるり。

2人体制の忘れ形見としてリリースされたのが、
2枚目のベストアルバム「TOWER OF MUSIC LOVER 2」。


5曲の新曲入り。

感傷に浸るべく聴いたものの、特に新曲2曲「奇跡」と「旅の途中」のポジティブなメッセージに、
次からの5人バンド編成に胸が躍る。


そんなくるりを最終号の表紙に持ってきたスヌーザー。
号の内容も、えらくあっさりした終わり方なのも、非常に“らしい”が、
それもまた「旅の途中」だからなんだろう。

2011/06/25

AN ESSENTIAL OF THE WEEK: 001

AN ESSENTIAL OF THE WEEK: 001

毎週、己の本質に訴えかけてくる事象が必ず10も起きるわけでもなく。
2,3はでっち上げる事もあったりなかったり。

まして、大きな出来事が1つあれば、
それは一週間の中の強烈なインパクトとして、
他の事象がかすむのはイタシカタないのです。


音楽が好き。
というか、常に音が溢れているような状況に居心地の良さを感じる僕は、
寝る時にも必ずヘッドフォンを耳に当てていて、
寝違えようが何しようが、それは譲れぬ僕のやり方な訳です。


要するに、常にBGMが流れている状態がとてもイイ。
BGMの流れていないドライブなんて、教育理念のない学校と同じだ。


そんな心持で生活をしていると、
時にBGMがBGMとして機能しなくなる瞬間がやってくる。
BGMが主役になってしまう様な瞬間が。

12年前の夏、親友の住む学芸大学まで向かっていた僕は、当時のポンコツ愛車に乗って、
駒沢通りを法定速度の1.5倍くらいの速さで走りながら、七尾旅人の『雨に撃たえば…!disc2』を聴いていた。
その親友にどうしても早く伝えたいことがあって、
車に流れる七尾旅人の1stアルバムをぼんやり聴きながら、
親友の驚く顔を想像してはニヤニヤしていると、
アルバムの10曲目、「バニフォーおもちゃ工場の連中だよ! ~露コナツ最初の日~」が車内に流れ出して。
気が付いたら僕は車を止めていた。
不思議なタイトルのその曲を聴きながら、ロボ声とダミ声と、天使の様な歌声が交錯する美しい曲にヒタリ、
喜怒哀楽では表現できない、新しい感情を見つけたような気持ちになった。




その2ヵ月後、今となっては名前も顔も思い出せない女の子との、
クソほどに面白くないデートを終えて、僕は井の頭通りを、そのポンコツ愛車でもって疾走していた。
買ったばかりのWINOのニューシングルをCDプレーヤーに入れて、
ギターの音が鳴り始め、吉村潤がおもむろに歌い始めたら、
やっぱり僕は車を止めていた。
クソつまらなかったデートを思い出しながら、
僕はそのシングルの歌詞にある通り、
ひとり空のはてを見上げてた。






多感な時期を経て。
世界で一番嫌いだったアメリカという国に住み、
帰ってきた頃にはAldenの靴の収集する様になり、
そのアメリカ製の無骨な靴を買う為に、すっかり働くニッポンノサラリーマンとなって。
僕なりに。それなりに。

ポンコツ愛車はすっかり廃車に。
変わりにアメリカ製の真っ黒の自転車を乗り回し、
Iphoneでyoutubeを流しながら、通勤する毎日。

いつも通り、イヤフォンを耳にねじ込み、友人に薦められた番組を聴きながら、山手通りを走っていた。
旧山手に差し掛かった頃、気が付いたら、僕は自転車を止めていた。

イヤフォンから流れるその華麗な語り口と、簡素で、清潔で、
ハリウッド映画の起承転結とは真逆の、緩やかにクライマックスに到達する様なストーリーに、僕は心奪われ、
日本の美を改めて見たような気がして。





何よりも。
自分の中に、まだ無意識の日常作業を止めて、ふと立ち止まる力があった事が、
なんとも言えず誇らしかったのかもしれない。

2011/06/11

MY FAVORITE PV:005

山下達郎 “LOVELAND, ISLAND"





踊り始める初老風の男性(東山紀之)によるダンスに悶絶。

曲としては、アルバム“JOY”に収録されているライブバージョンが圧巻。

2011/06/08

MY FAVORITE PV:004

Forest For The Trees "DREAM"




脳内小旅行。

フィジカルな拘束があっても、妄想世界で何処までも行ける、と教えてくれた曲。

short 4 minutes trip to the world.

this song taught me that I can go anywhere else mentally, even if I get arrested by goddamn world physically.

2011/05/29

MY FAVORITE PV:003

WINO "Love Is Here"





WINO熱再発。

ニューハンプシャーの日々。

2011/05/06

[RE-POST] DISK UNION




2009.03.02



ぶらりと下北を歩きました。

大体行く場所はいつも決まっていて

今日もルーティンに沿って、Disk Unionヘ足を運びました。

大好きな曽我部恵一BANDのニューシングルが出ていました。



51F01AZjaAL__SS500_.jpg 

早速一枚手にとって、レジに進むと

店員さんがとっても嬉しそうに、

「有難うございます」と。


いやー素敵な対応をしてくれる方だなー、なんて

思いながらボーっとしていると、

店員さんがCDジャケットの左から2番目を指さして

「これ、僕ですよ。」と言ったもんで

僕もすかさず

「あ、そうなんですか」と。





その後、店員さん改め曽我部恵一BANDのベース、大塚謙一郎さん

はCDを袋に入れてくれて、

それで僕はお金を渡してCDを受取り、

お店を後にしたわけです。



人間、唐突な出来事が起きると

何と対応力のない事か。

そして、後から浮かぶ後悔の念の凄まじさは何の如しか。


何か気の利いた一言は言えなかったものか、と。

「僕、彼の地アメリカでも、曽我部恵一BANDのCDだけは

アマゾンで購入していたんです、アメリカから。」

と距離感を強調してファン度をアピールするとか、

「ライブ、いつも見に行ってます!僕の生きがいです!!」

とyoutubeで見た体験を少し誇張してファン度をアピールするとか。


いや、ファン度をアピールする事が、けっして向こうにとって

うれしいとも限らない。

「“トーキョーストーリー”ライブ・バージョンのベースライン、

しびれますわ~!!」

と、音楽性でメッセージを伝えた方がよいのではないか。

いや、ただ偉そうに聞こえるのではないか。

急な関西弁もいかがなものか。



そんな風に思いを巡らせているうちに

すっかり日付は変わり、

昨日の出来事になってしまって。


でも、きっとまたルーティンに沿って、Disk Unionに足を運ぼう。

そして、もしあの人がまた店頭に立っていたら、

CDの一枚を持って、レジに進んで、こう言おう。

「シングル、とてもよかったです」と。

2011/04/30

[Re-Post]パーソンズ回帰003:パーソンズと音楽

2008.08.18.

僕は当時パーソンズのDesign & Technologyという学部に在籍しておりまして。
名前のとおり、何をやっているのかよく分からない学部なのですが、
実際生徒達も皆やっている事がばらばら。
僕のように卒業制作に映像を作る者もいれば、
ウェブサイトを作る人、クレイアニメーションを作る人、
中にはロボット作る人もいました。

ただ、そんな中でも音楽をやっている人は多かった。
一つ上の学年には、ニューヨークを代表する奇妙奇天烈バンド、
“clap your hands say yeah”のメンバーもおりました。
http://www.clapyourhandssayyeah.com/


同級生にレオというプエルトリコからの留学生がいたのですが、
彼の作る音楽はとてもカッコよかった。
彼はel medioと言うバンドをやっていて、
学業の暇を見つけてはライブをやっていました。
一度ウィリアムズバーグの片隅でのライブを観に行った時、
冒頭にやった曲のリフがくるりの“ロックンロール”と言う曲によく似ていて、
何だかとてもテンションが上がったのを覚えてます。
プエルトリコでも、日本でも、よい音楽を鳴らす者はいるのだな、と。
そしてとてもよく似たリフでもって、僕を高揚させるのだな、と。

ある日の授業前、僕がzazen boysの“crazy days, crazy feeling”という曲を何となくかけていたら、
クラスメート数名が、「カッコいいなー」と呟いたのを僕は聞き逃さなかった。

ニューヨークという街は、色々な国の音楽が流れ、そして溶け込む場所です。

当時の僕はiPodにお気に入りのプレイリストを作り、
※プレイリストのタイトルは“愛しさと切なさと心細さとイヤホンから大音量で流し、よく街を練り歩いていました。

プレイリストに入っていたのは

・「ブルーの構造のブルース」 小沢健二
・「something big」 バート・バカラック
・「perfidia」 サビア・クガート
・「平和に生きる権利」 Soul Flower Union
・「カム・シャイニング」 佐野元春
・「thieves in the night」Black Star
・「bluebeat & ska」 Matumbi
・「ヒタリーを聴きながら」 七尾旅人
・「o leaozinho」 caetano valoso
・「ここにいる」 中村一義
・「遥かなる」 The Groovers
・「ある光」 小沢健二
・「how to go」 くるり

このかなり節操のない、折衷主義的なプレイリストでも、
ニューヨークの街は受け入れてくれます。
街を自分色に染めて歩く事が出来ます。

パーソンズへの通学途中、
僕はこんな風に音楽を聴いて、
まるでニューヨークは自分のものであるような錯覚を積極的に起こし、
ビルと排気と異臭に包まれた美しい街並みに酔いしれ、
自らを奮い立たせ。
日々を過ごしていた。

そんな気がします。

2011/03/26

MY FAVORITE PV:002

井上陽水/安全地帯 "夕立"1986年
















井上陽水"夕立"1982年





クソカッコいい。。。

2011/02/20

10 ESSENTIALS OF THE BEACH BOYS

10 ESSENTIALS OF THE BEACH BOYS

ビーチボーイズ。
時代に翻弄され、アメリカの光と影を体現したバンド。
純真無垢な時代を経て、悲しみ、孤独と向き合ったバンド。
それゆえの、唯一無二の美しさが、このバンドにはある。

小生的ビーチボーイズ:10のエッセンス。

・LOUIE LOUIE/THE BEACH BOYS
・KEEP AN EYE ON SUMMER/THE BEACH BOYS
・I GET AROUND/THE BEACH BOYS
・BREAK AWAY/THE BEACH BOYS
・GUESS I'M DUMB/山下達郎 TATSURO YAMASHITA
・WALK ON BY/THE BEACH BOYS
・GOD ONLY KNOWS/THE BEACH BOYS
・SURF'S UP/THE BEACH BOYS
・ENDLESS HARMONY[DVD]/THE BEACH BOYS
・IMAGINATION/ BRIAN WILSON
・SMILE[ALBUM]/THE BEACH BOYS


・LOUIE LOUIE/THE BEACH BOYS
ジャマイカのボート漕ぎの切ない恋の歌。
望郷。故郷に残したガールフレンドへの思い。
ロックンロールの古典をカバーしたビーチボーイズもやはり、
ロックンロールを分かってる。

太川陽介の“ルイルイ”とは別物なのであしからず。

there are many versions of "louie, louie," but this version is one ofbest for me.


・KEEP AN EYE ON SUMMER/THE BEACH BOYS
ビーチボーイズ初期の名曲。
ビーチボーイズを“夏とサーフィンのバンド”だと思っている輩がいるが、
ビーチボーイズは“夏とサーフィンと女の子”を想うバンドだ。
この曲を聴くと良く分かる。

事実、サーフィンできるのはメンバー5人中1人だけ。
(その1人も水死。)

this song is one of  best to represent their "era of good feeling."


・I GET AROUND/THE BEACH BOYS
サーフィンの季節を経て、“車”の歌を歌い始めた頃の名曲。
この曲を聴くと、広末涼子が出てた原チャリのCM思い出す。

その後、“車”の季節を経て、“学校”モノを歌い始めるが、
売り上げは徐々に減少。
ただ、歌うテーマはいつも見事にロックンロール。

their era of singing about cars.


・BREAK AWAY/THE BEACH BOYS
かなりドラッギーになってきた後期。
その中で、逆に珍しく初期を思わせる、
キラキラしたポップソング。

their era of being draggy.


・GUESS I'M DUMB/山下達郎 TATSURO YAMASHITA
ビーチボーイズのリーダー、ブライアンウィルソンが、
グレン・キャンベルに提供・プロデュースした名曲のたっさんカバー。
曲、歌詞、全てが最高。

Tatsuro Yamashita is one of the Beach Boys,
as well as High Llamas, Morning Benders, and me.


・WALK ON BY/THE BEACH BOYS
バカラックによる名曲をビーチボーイズがカバー。 夢のコンビ。
55秒の儚い魔法。

magical 55 seconds.


・GOD ONLY KNOWS/THE BEACH BOYS
レノン/マッカートニー、バカラック/デイビッドにも負けない、
もしくは凌いでいるんではないかとさえ思う、
ウィルソン/アッシャーによる名曲中の名曲。

山下達郎ヴァージョンも素晴らしい。
(ライブアルバム“JOY”に収録。)

God only knows what I'd be without you .


・SURF'S UP/THE BEACH BOYS
初期の陽気なジャケットと同じアーティストとは思えない、
影が射したアルバム。
あのエルビス・コステロをして、“20世紀のモーツァルト”とも称される、
ブライアン・ウィルソンの才気溢れる名曲。

Elvis Costello Explained Brian Wilson, as "The 20th Century's Mozart."


・ENDLESS HARMONY[DVD]/THE BEACH BOYS
ビーチボーイズの壮絶な歴史を紐解く上で欠かせないドキュメンタリー。
DVDのテーマ曲でもある“Endless Harmony”は号泣必至。

watch or surf or die.
you should definitely check this documentary.


・ビーチボーイズ(ドラマ)/ フジテレビ
本家ビーチボーイズを冒瀆しているとしか思えない
日本のテレビドラマのレベルの低さを象徴する作品。

ビーチボーイズの本質は、リッチー・サンボラでは表現出来ません。

you should not definitely check this fxxkin' shit.


・SMILE[ALBUM]/THE BEACH BOYS
世界で最も有名な未発表アルバム。
ブートレグなどで、その片鱗(というか多分かなり全貌)を垣間見ることが出来る。
19の頃、このアルバムばかりを聴いて部屋に篭っていた経験が、
今の妄想力に活かされている気がする。

※追記
44年の時を経て、とうとう正式にリリースされました。
内容/音質共に素晴らしいです。
デラックス・エディションがオススメ。


the most famous/great un-released album in our history,
and recently officially released. 


2011/02/02

[RE-POST]太陽 -1998年の光-

2005.01.17

中村一義 「太陽」

このアルバムについて書きたい理由。
・今聴いているから。
・好きだから
・いい曲いっぱいあるから。
・書く時間があまりない。
・最近、周りの友達がブログを読んでくれていない。
・飽きてきたんでしょ、君達? あれ、俺?

これだけあれば十分だ。

中村一義の作品の中で、きっと「金字塔」好きな人とか「ERA」、「100s」好きな人のほうが
多いかもしれないけど、僕はこのアルバムが1番好き。
(ただ、「oz」はカナりのイキオいでビンビンキてます。)

だって、このアルバムが一番肩に力が入ってないと思うから。
そして、これを初めて聴いたの、19の時だし。
人生で一番中途半端な時期ですよ。

すぅーっと僕の一部になった気がする。
“魂の本”から“いつも二人で”まで。曲飛ばした記憶がない。

愛に溢れている。
そんな陳腐な台詞も、このアルバムには相応しい。
狂気と孤独の人から生まれる、「愛」。

「日の出の日」、僕と友人のおやすみソングです。
「いつも二人で」、自慢じゃないけど何千回と歌ってます、いつも一人で。

メロディ、コードプログレッション、リズム隊、
「ERA」以後に比べると、まだまだビートリズムが香ります。l
詞、あたたかくて、キレキレ。

「完全な安定がないなら、完全な不安定だってないさ」

「絶望の望を信じる」

中村一義、スゴいね、ヤバいね。

明日もやるか、「死なない程度に、こけちゃう程度に。」


2010/12/27

EXCUSES (Yours Truly Session)

by THE MORNING BENDERS AND THE ECHO CHAMBER ORCHESTRA




ここには、確実に魔法がかかった瞬間がある。

目に見えない何かが宿っている。

音楽は素晴らしい。

よいお年を。


Watch, feel, and cry or die.

Life goes on.

2010/11/14

[RE-POST]八王子町娘

世の中でRe-TWEETが許されるならば、
過去のブログ記事の再投稿も許されよう。


ニューヨークに住んでいた頃、
とあるレコード会社の運営する音楽サイトにて、
NYの音楽事情に関するブログを書いていた。



書き綴った記事もサイトの閉鎖と共に消えてなくなった訳で。


折角なので、当時の錯乱具合を再確認してみよう、
という事で、不定期に[RE-POST]してみます。




2005 11/13
「八王子町娘」


今週末はユーミン祭り。
ユーミン尽くしのユーミン三昧。
「松任谷」は基本的に後夜祭という事にして、
「荒井」に焦点を当てる、
一大ユーミンスペクタクルだ。


ユーミンを甘く見ちゃいけない。
ド派手なコンサートをやるオバちゃんだとか、
春よ、来い来い言っている
冬真っ直中な人だなんて思っていたら
イタい目にあう。




2000年、20世紀の最後の年に
なかなか上がってこないテンションを引きずって、
僕は家に籠ってみてはひたすら数多くのレコードに耳を傾ける事に専念していた。
当時、バッファロー・スプリングフィールドやビーチボーイズに多大な影響を受けていた僕は、
そのうちはっぴいえんどを熱心に聴く様になって、
そこから派生して細野晴臣や大滝詠一に手を染める様になっていった。


特に細野晴臣の多才さ、多彩さ、多芸さの虜になった僕は
彼のレコードを片っ端から集めて、
1970年代のミュージシャン達の系譜を脳内絵図に描いていた。
細野晴臣や大滝詠一の周辺には、
山下達郎や矢野顕子、坂本龍一、大貫妙子といった人達がいて、
はっぴいえんどやティン・パン・アレーという、
当時全盛のえせフォークとは一線を画す、
日本のロックンロールをならしていた磁場に引き寄せられていた。
細野晴臣周辺の偉大な坊ちゃんお嬢ちゃん達の中に、
八王子からやって来たのが荒井由美嬢。


僕にとって、「荒井由美」と言えば、
それはすなわちセカンドアルバム「ミスリム」を意味する。
世代的に「松任谷由実」=ド派手なコンサートオバちゃん、
もしくは呉田軽穂というペンネームで
数々のヒット曲を当時のアイドルに書いていた作曲家、
というイメージしかなかった僕にとって
このアルバムは衝撃的だった。


年をとってからのユーミンの声を聴くと、
小学生の時にカラスに襲われ、
おぞましい鳴き声で威嚇された事を思い出しては
恐怖で震えが止まらなくなるのだけれど、
この「ミスリム」の時分の彼女の声は
まだ瑞々しさに溢れている。


音。
重く引きずる事の無い、
軽やかなサウンドスケープの先に広がる景色は、
もう既にアメリカ西海岸のそれではなく、
日本とアメリカ双方をしっかりと咀嚼した
ある意味非常に未来的な光景であって、
それは細野晴臣や松任谷正隆、シュガーベイブ、鈴木茂、矢野顕子ら
才能と力量のあるバックの支えによって描かれている。


曲。
メチャクチャいい。
この時のユーミン、実に二十歳。
歌詞はシンプルで多くを語らないものの、
一語一語に宿る言霊たるや、
筆舌に尽くしがたい。


特にアルバムの一曲「私のフランソワーズ」。
“レコードでしか聴いた事のない”
“写真でしか見た事のない”
フランソワーズを、
“私の”と言い切る。


ブラウン管の向こう側に映る、
ビデオの中でしか会う事の出来ないAV女優を
自分のものだと言い切るようなそのさまは、
もう既に妄想の神の域に達している。




2000年に聴いたこの「ミスリム」の衝撃は
宇多田ヒカルの「FIRST LOVE」の衝撃を凌駕して
1970年代が生み出したとてつもない才能と
その才能が他の才能と出会い、集い、歌い、
それら全ての連鎖が生み出した音と歴史が
今の時代にも色褪せないという奇跡とその軌跡に思いを馳せては
家に籠ったものである。




 

何かに追われると逃げたくなるのが人間の心理で、
この頃学校に通っていた僕は、
膨大な量の宿題から逃げてはこんな事を書いていた。


それにしても、ニューヨーク全く関係ないな。