MY FAVORITE PV:002

井上陽水／安全地帯 "夕立"1986年

井上陽水"夕立"1982年

クソカッコいい。。。

[RE-POST] 昼過ぎに起きたら

-2004.04.11-

あの子から、

ご飯食べ行こ。そんな電話がかかってきた。

胸の昂ぶり。ブリブリ。

いてもたってもいられずに、家を飛び出す。

待ち合わせ場所に４時間前に到着する。

時間をつぶそうと街をふらふら歩いていると

少なく見積もっても100は通った事のある並木道に

初めて目にする時計屋さんに見つけて。

まだたっぷり、３時間５０分の暇を持て余す僕に

入店する以外の選択肢がありましょうか。

中は伽藍としていて

店員さんが暇そうにお喋りをしていた。

所狭しと４人の店員。

その内３人は揃いも揃った感じのギャル達で

あとの１人はどの角度から見てもおじさんなのだけど 

ギャル達と同じ身振り手振りではしゃいでいる。

店に入っても誰も接客に来ないのが逆に救いで 

時計を物色する。

かわいいな、と思う腕時計を見つけた。女性物だった。

でもかわいい。似合うだろうか？

仕草の可憐なおっさんを呼ぶ。

どうですかね、と聞いてみる。

当たり前のように褒められる。

女性用なんですけど。

当たり前のように問題がない旨伝えられる。

聞く相手を間違えた、と思いつつ

周りの友人になんて言われるだろう、と思った。

女々しい、なんて言われるんじゃないか。

１時間考える。

買う事にした。

おっさんが、必要以上に嬉しそうに見えた。

店を出て、100は通った事のある並木道。

僕にも行きつけの店ぐらいある。

その喫茶店に入る。

席に座り、いつものアイスティーを頼んで

腕時計を早速つけてみる。

時間を直す。

直して気づく。まだ２時間ある。

はて、どうしたものか。

でも嫌いじゃないな、こういう時間。

そんな風に思う。

今夜の食事のシミュレーションをしてみる。

あれこれ余計な事を考えてしまって

しなきゃよかったと思った。

真新しい時計に新たな一瞥をなげる

シミュレーションをほぼ２時間していた事に気づく。

あわてて待ち合わせ場所に向かう。

そこに向かう途中、電話が鳴った。

何処にいるの、と聞く彼女と

何処にいるの、と聞き返す僕は、

同じ並木道を向かい合って歩いている、という事に気づく。

お互いそのまま歩けば、２８秒後には会う。

まだ彼女は見えない。

並木道は、ボロロ族の男が引いた弓の様に、美しい曲線を描いている。

心臓の鼓動が高速ブレイクビーツチューンを奏でる。

一瞬、逆を向いて逃げ出そうか、と考える。

その時、緩い曲線の向こうから。　彼女の姿が見えた。

そこからしばらく記憶は途切れる。

レストランについていた二人は

気の利かない店員に、彼女がかすむくらい距離のあるテーブルに案内される。

それに救われた気もする。 

たわいもない、でもこっちにとっては一語一語に

否が応でもビブラートのかかる会話。

途方もなく長く感じる沈黙。万里の先がかすんで見えない。

とりあえず注文しよっか・・・。　逃げの一手で。

彼女の相変わらずの注文の量の多さに驚き、ほころぶ。

たくさん食う子はかわいいな。細いのにな。

よく食うデブじゃ、

愛国心を謳う者がそこはかとなく胡散臭いぐらい当たり前でつまらん。

注文が一通りすんで、しばしの静寂の後、

彼女が驚いた表情で僕に

その華奢な手首に巻かれた時計を、何も言わずに見せてきた。

彼女のそれは

僕のこの、今日買った黒い時計の、色違い。

４時間前に家を出るのもいいもんだ。　おそろいだ。

彼女は僕に時計を見せて、といい

僕は、僕の黒を手渡し、彼女の青を手に取る。

彼女は僕の黒を楽しげにつける。

つけ終わった彼女は時計をつけた左腕をさっと机の下に隠し

急にすっとぼけた顔をして、

時計とは何の関係もない、オスマントルコ帝国の話を始めた。

「おいっ」

と。

僕は気がついたら。

突っ込んでいた。

あのボケを

ながせばよかったのに。

 

そのまま、ながせたらよかったのに。

妄想癖の末期症状

10 ESSENTIALS OF THE WEEK: 010

A PICTURE OF THE WEEK 

05：30pm, Yamate St, Tokyo.
  
10 ESSENTIALS OF THE WEEK
↓　　　　　　　　　　　↓
・One Night Stand! Sam Cooke Live at the Harlem Square Club, 1963/Sam Cooke
・FLY CASUAL/mover
・can I get get get/Junior Senior
・俺はシャウト!/井上陽水・安全地帯
・ トンネル抜けて/BO GUMBOS
・motorbike shirt-jacket/Barbour® X To Ki To
・GORE-TEX FIELD JACKET /nanamica

・Vol:50/2nd

・L.A.Confidential/Curtis Hanson (or I should say "James Ellroy")
・quake/JAPAN

・One Night Stand! Sam Cooke Live at the Harlem Square Club, 1963/Sam Cooke

最高のライブアルバムの1枚。
特に“It's ALL Rigt/For Sentmental Reasons”は最強。

This is the "CALL & RESPONSE," you know.
I mean, you should know.


・fly casual/Mover

こんなにホワイトソウルフルなアルバムはそうそうない。
妄想が現実を越える瞬間、という意味では、
ビーチボーイズや西田敏行に匹敵する。

where have they gone?


・can I get get get/Junior Senior

ロ、ロ、ロックンロールに吃音はふ、ふ、不可欠なのです。
いつの間にか解散しててビックリ。


this album reminds me of Neil Young, and of course, The who!


・俺はシャウト!/井上陽水・安全地帯

A面の“夏の終わりのハーモニー”はもちろん名曲だが、
個人的には対極的なB面が好き。
曲冒頭、井上陽水の“１、２、３、ファッ”というカウントに痺れる。

the title of the song is, "I'm shout!"
meaningless means something.


・トンネル抜けて/BO GUMBOS

どんとがとっても好き。

donto.


・motorbike shirt-jacket/Barbour x To Ki To

かっちょいい。
そしてとうとうJ.Crewでも販売されています。
素晴らしいです。

you can get this masterpiece by J.Crew online store now, and that's great.


・GORE-TEX FIELD JACKET /nanamica

かっちょいい。
そしてとうとうJ.Crewでも販売されています。
素晴らしいです。

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・Vol:50/2nd

別冊付録の“World Best Product”が素晴らしかった。

This is a Japanese Fashion magazines for Mens,
and you can get it not only in Japan, like Inventory Magazne's Website,
which I looooove.

INVENTORY MAGAZINE WEB



・L.A.Confidential/Curtis Hanson (or I should say "James Ellroy")

原作はもちろんの事、久々に映画見たらやっぱり面白かった。
演者がみな素晴らしい。（ダドリーだけピンと来なかった。）
ただ、そこに宿る熱量は原作のほうが圧倒的。

this film expresses the darkside of L.A., so as The Beach Boys,
different perspective though.


・quake/JAPAN

愛と平和と相互理解を。

I pray for the people praying for Japan.

STRATFOR: JAPAN FUTURE


this is an article about Japan situation from a strategic forecasting company, "stratfor."

Japan, the Persian Gulf and Energy

George Friedman, the founder of the company, finished this article with the lines below.

"Japan is a country that has avoided recalculation for a long time.

The question now is whether the extraordinary vulnerability exposed

by the quake will be powerful enough to shake Japan into recalculating

its long-standing political system."

I have no doubt that this is the time for change, not only as a country, also myself.

間違いない。

postscript:

this is George Friedman's book, published in 2009.

you should better read it, if you are interested in the global, geopolitical, and comprehensive perspective.

George Friedman "The Next 100 Years"



THE BIGGEST EARTHQUAKE IN JAPAN

This is the article from UK.
↓
The moment Japan's cataclysmic tsunami engulfed a nation

Pictures from the article above.

We still have continuous aftershocks even in Tokyo,
and my thoughts and prayers are with the people in the area,
where got the most biggest impact.

MY FAVORITE PV:001

BIG L "PUT IT ON"

REST IN PEACE...

10 ESSENTIALS OF THE WEEK: 009

A PICTURE OF THE WEEK 

05：30am on Rainbow Bridge, Tokyo.


10 ESSENTIALS OF THE WEEK
↓　　　　　　　　　　　↓
・VIRTUAL CONCERT 2003/ちあきなおみ
・Southern Nights/Glen Campbell
・東京nuedo/Takuto
・New York State of Mind/NAS
・untitled/D'angelo
・TOOLS/講談社・36"GARMENT RACK/Pacific Furniture Service

・Blue Suede Shoes (Derby)/ WALKOVER

・APRIL 2011 No.95/GQ JAPAN

・issue 41, volume 05/MONOCLE



・VIRTUAL CONCERT 2003/ちあきなおみ 

歌手活動を既に引退していたちあきなおみのヴァーチャルコンサート企画版。
コロッケのものまねのせいで、うがった見方をしていたが、
本物中の本物。全曲必聴だが、特に「東京の花売り娘」が好き。

japanese diva.


・Southern Nights/Glen Campbell

米国のカントリーミュージックを代表する歌手。
brian wilsonによる楽曲提供や、jimmy webbによるプロデュースなど、
非常に内容が濃い。
表題の楽曲は、嫌な事も全て忘れさせるウキウキソング。

Glen Capmbell is the man.


・東京nuedo/Takuto

JPC bandの中心人物、takutoによるソロアルバム。
特に「party everynight」はイヤな事も引きずりながら僕を踊らせてくれる、
ウキウキソング。

mixture of reggae, rock, hip hop and japanese traditional music.


・New York State of Mind/NAS

NASの1stアルバムにして、ヒップホップの金字塔。
特にNew York State of Mindのピアノリフには背筋がゾクゾクする。

dope.


・untitled/D'angelo

エロい。

erotic.


・TOOLS/講談社

男性ファッション誌HUgEから生まれた別冊“tools”

今日まで伊勢丹本館で展示会兼販売を行っていたらしい。
物欲神化している人間として、行けずに残念。

actually, I yearn to get every single stuff on this book.


・ランドリーカート/Pacific Furniture Service

上記の小雑誌toolsでも紹介されていたランドリーカート。
欲しす。


actually, I yearrrrrrn to get this, which was on the book above.

・Blue Suede Shoes (Derby)/ WALKOVER

J.crewのプレビューで目にすることの出来たブルースエードシューズが
いっこうに発売される気配がないので、これで。
おれのブルースエードシューズだけは踏むんじゃねえ。

don't you step on my blue suede shoes.

・issue 41, volume 05/MONOCLE

ビジネス、文化、デザインを多角的に特集する同誌。
毎号、本当に興味深い。そして値段が高い。高すぎる。

A briefing on global affairs, business, culture & design.
I love the way how they pick up the each theme in each issue.

・APRIL 2011 No.95/GQ JAPAN

LGBT（レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー）という、
 セクシャルマイノリティが世界をリードする注目のマーケットを特集した本号。
しかし、どうして同じくフィーチャーしたリアーナを表紙にしないんだろう。
先月号の東方神起といい、表紙のセンスを疑う。
内容は面白いのに。

I love this magazine, too, but the front cover each issue.

PERFECTO BRAND BY SCHOTT NYC

A Continuous Leanでも数ヶ月前に紹介されていた、
SCHOTT NYCの新しいレーベル、“PERFECTO BRAND BY SCHOTT NYC"。

クソカッコいいです。


this is the new label from SHOTT NYC, called,
“PERFECTO BRAND BY SCHOTT NYC."

Check, buy, and wear.

















物欲の鬼と化す予感

というより、既に鬼だった、と気づいた感。